QSE

加速器放射線工学講座
加速器保健物理工学分野 (渡部 研究室)

加速器と放射線による探求と福祉

加速器・放射線・RI(放射性同位元素)は,基礎科学から工学,環境科学,医療などの多方面にわたって利用されており,その用途はますます広がっています。これは、放射線と物質との相互作用を物理・化学的側面から精査・理解して有効に活用する技術の開発によっています。

当研究室では,放射線の計測技術と物質中の振舞いに関する知識を基礎とし,東北大学サイクロトロンやダイナミトロンの加速器を用いて,1)粒子線衝撃によるX線発生(PIXE)に基づいた超微量元素分析技術の高度化とその環境科学への応用、2)生体内での分子レベルでの新陳代謝を画像化できる陽電子断層撮影法(PET)のための新放射性薬剤の開発手法、3)核燃料物質・RIの有効利用を目指した先進的な核燃料サイクル・核種高度分離技術開発などの研究に取り組んでいます。

加速器保健物理工学分野(サイクロ)

研究テーマ

  • 医療用RIの製造手法の開発
  • 新規分子イメージング薬剤の開発
  • PIXEによる環境監視システムの開発
  • 放射線医療に伴う被爆評価
  • アクチニドの化学・電気化学挙動の研究
  • 核燃料再処理・核種高度分離技術の開発
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