放射線及び放射性同位元素を用いた医工学分野、
その無限にひろがる可能性
放射線および放射性同位元素の多様な特性(半減期、放射線の種類、エネルギー、物質との相互作用)は、放射線診断や治療といった医学の広い範囲で役立っており、 今後の更なる放射線および放射性同位元素の医学利用に関する技術発展が望まれています。しかし新規に提案・開発された技術の実用化には大きなハードルがあります。 医学に本当に役に立つのか(有用性があるのか)、導入しやすいか(実用性があるか)、我々はこれらの視点が重要と考えています。
本研究室では、量子技術による生体機能情報の高精度定量化を目的とした実用性の高い技術開発を行う一方で、技術(ソフトウェア、創薬など)の有用性を評価する 評価法の開発も行っています。また、放射線および放射性同位元素を用いた医療でおこる被曝のリスク評価も行っています。